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Channel: ゴマブッ子オフィシャルブログ「あの女」Powered by Ameba
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2010-07-20 足を洗う女

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ペンネームL子さんからいただきました。 こんにちは、ゴマブッ子様。私は23歳の女子大生です。ゴマブッ子様のブログは友人に教えてもらい本当に最近、実は二週間前くらいから読み始めました。どれどれ、と読んでみると胸にドーンっっ!!という衝撃が走り、学校の課題をおろそかにしてでもゴマブッ子様のブログを読み漁る日々になりました。だって学校の課題の本よりはるかにタメになる文章 (?)なのですから。ゴマブッ子様は金田一?コナン?はたまたシャーロックホームズ?ってぐらいみんながわからない問題を次々と解明していき、ぶっ た切っていく様に感銘を受けゴマブッ子様にかかれば謎は全て解けるに違いない!とじっちゃんならぬゴマブッ子様の名にかけてブッたぎっていただこうとメールさせていただいた次第でございます。 私は23歳にしては経験も浅く、22歳までは彼氏いない暦=年齢でした。自分の女としての魅力に懐疑心が常にあり、私なんか…と思う日々。モテ期は一度だけ来たことがあるのですがそれも一人旅でカンボジアに行った際に大量のカンボジア人にアイラ~ビュ~と言われまくっただけ。日本人なんか金持ってるからちやほやされるだけと友人にぶった切られるそんな悲しいおひとりさまライフを過ごしておりました。そんな矢先、今年に入り、なんと初めて彼ができたのです!しかしなんと一週目で破局。 あれまーと思っているうちにクラブでとある男性と出会いました。彼は3つ歳上で今は転勤で大阪にいる社会人。バブル期に流行ったと思われる古い言葉で申し訳ないのですが俗に言う3高高学歴(T大卒)高収入高身長さらにジェントルマンのわりとイケメンという非のうちどころのないような男性でありました。大阪という遠い土地から週末には私に会いにわざわざ東京に来る日々デートを重ねていくうちに彼が私に放つ好き好きオーラを感じ、 「ああ私のことが大好きでたまらないのね、まぁそんなに好きなら付き合ってあげてもいいけど」くらいに恋愛初心者にしてはかなり上から目線で彼を見ていました。そして今までろくに恋愛ができなかったのは私に釣り合う男がいなかっただけなのね。やっぱり私のパートナーはこのくらい華麗な肩書きを持った男じゃないとと自分にやたら自信が出てきてインド人もビックリの勘違い女になってゆきました。 そして一ヶ月前くらいのデートが終わった日に彼から告白され、付き合い始めました。 なんと、順風満帆な日々…私の時代が来たわ!!と、梅雨時だったけれど春の風を感じ、自分の周りには常に花びらが舞っている状況になりました。が、しかし付き合ってから初めてのデートで、彼が具合が悪いから今日は早めに帰りたいと言い出しました。その日のデートは至って普通でしたしデート中ずっと手を握り合いわりとラブラブな感じだったのですが本当に終盤にさしかかった時に彼の様子がおかしくなったのです。私はその時、えっ…と驚いたと共にいや~な予感がしました。なぜなら彼は今までのデートで早めに帰りたいなどと言ったことはなくいつも彼のもっと一緒にいたいオーラを振り切って私が淋しそうにしている彼を残し終電にダッシュするもしくは彼にタクシーで送ってもらうことが普通だったのです。あれ?と思ったのですがまぁ具合が悪いなら仕方ないと早めにさよならしました。 そしてその日を境にパッたりと彼から連絡が来なくなったのです。いや~な予感的中!!彼氏持ちライフさようなら!!こんにちは、おひとりさまライフ!!あの勘違いっぷりと自信はいずこへ?ってなぐらい どうせ私なんかと言う卑屈な私に戻りました。 具合が悪くなったのは私に具合が悪くなったのね!! と思い、花びらではなく暗い影が私を取り巻いていることに同情した友人が連絡が来なくなったぐらいであきらめるのはまだ早い!もしかしたら入院とかしてるんじゃないの?と友人の携帯で彼に連絡したのです。 私は彼と最後のデートをした日に具合を心配するメールを送っていましたし次の日に着信を残していたのでこれ以上私から連絡すると彼に鬱陶しい!!と思われる上に追いかける女はイタイ!!と思い、連絡しませんでした。 だいたい彼の猛アタックで付き合ったのになんで私が連絡しなきゃいけないわけ?という妙なプライドもあったし私の携帯から彼の携帯に連絡を残すのは嫌だったので友人の携帯でかけてみたのです。しかし友人が何度電話しても常に彼の携帯は電源が切れている状態でした。卑屈になっていた私もさすがに心配になりあれま、まさかマジで不治の病だったのかしら!具合が悪くなったのは私ではなく本当に菌だったのかも!と彼を心配しました。私の携帯でも電話しましたがやはり電源が切れている彼の携帯。彼は2つ携帯を持っていたのでどちらもかけましたがどちらも電源が切れていました。心配した友人達が何人かかけたのですがやはり同じ状態。もう死んだか…と彼を勝手に殺し、亡き彼を思って悲劇のヒロインぶり、鬱蒼とした日々を過ごしていました。 しかしそんな矢先に唯一どちらの携帯にかけてみた友人から彼らしき人から連絡があった!と報告がありました。非通知で「そちらから着信があったのですが」と電話が来たらしいのです。私はもし彼から電話が来たら間違続きをみる

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