有名人のブログでは読めないマガジン 『マガリー』で連載スタート! 前のめり事件簿 (←クリックで飛べます) 月額315円で毎週水曜日配信よ! ちら読み出来るのでためしに読んで見て! 第4号では ゴマブッ子と割り勘男の 恋バナシリーズがスタート? そして ゴマブッ子の元カレも登場して まさかの対談!!!!!! 付き合っていた頃に嫌だったところ、 言えなかったこと、 今さら聞いちゃうあの事件の話・・・ などを質問しあってぶっちゃけます!! 元カレから見たゴマブッ子はどうだったのか! お楽しみくださ~い。 今日もお悩みが届いてるわ!!! お悩み&タレコミはアメブロのメールか プロフィールにあるホットメールのアドレスから送ってください! ペンネームSさん! 初めましてゴマぶっこ様。 いわゆる「ダメ男」から離れる事ができない30才Sと申します。 前に進みたく ゴマ様の目にこのメールが止まり ぶった切っていただけると幸いです。 彼(31才)との出会いは2年前。 あるSNSで知り合いました。 個人的にメッセージがくるようになり 何度かやり取りを繰り返す内、 彼にどんどん惹かれていく自分がいました。 彼は私の自宅から車で2時間ほどの場所に住む バツ1、小学生の子供が2人。 お子さんは元奥さんが育てていました。 容姿端麗でSNSで女性からとても人気のある方でした。 話も面白く、そんな彼が私に 個人的に連絡をくれた事に浮き足だっていたのだと思います。 個人的に連絡を取り合うようになってすぐ、 彼から電話番号を聞かれました。 そのような経験のなかった私は、怖さもありましたが、 少し躊躇はあったものの彼に番号を教えました。 すぐに彼から電話があり その日から毎晩連絡をとるようになりました。 メールは1日100件以上。 お互いメールしやすい職場だった事もあり、 それこそ1日中連絡を取り合うようになりました。 マメで、話も面白く、容姿もストライクのため 運命なんかを感じてしまいました。 女は運命をすぐに信じてしまうバカな生き物です。 完全に恋の病に侵されていました。 連絡を取り合うようになってから1か月、 彼から「会おう」と言われました。 その頃にはもう彼の事を大好きになっていた私は 迷うことなくOKしました。 その際、彼女などがいないか何度も確認しました。 傷付くのがイヤだったのと、 もし万が一彼女がいたら、それは申し訳ないと思ったからです。 彼は絶対にそれはない、と言いました。 待ち合わせは彼の住む街。 私は自分の車でそこまで向かい、 彼の待つ場所までいきました。 初めて会う彼は写真で見るより更にかっこよく、 私は緊張のため彼と目を合わせて話すことさえできませんでした。 食事をするため街を歩くとすぐ 彼が左手を差し出してきました。 あまりそのような経験のない私は どうすればいいのか戸惑いましたが、 彼は私の右手を無理矢理繋ぎ、歩き出しました。 そのあと車でドライブ。 彼は私の肩を抱きながら運転していました。 ある夜景のキレイな場所にいき 景色を眺めているといきなりキスされました。 ビックリはしましたがイヤじゃありませんでした。 そのあと車でもう一度キスされ そのまま体を求められましたが断固として拒否しました。 軽いな、この人。 と思ったのと今そんな事をすると 軽い女だと思われてしまうかもしれないと思った事と、 その程度にしかみられていない悲しさと、 色んな事が頭をよぎり、どれだけ押されても拒否しました。 当然といえば当然の事ですよね。 その日はそれで帰り、次の日彼からメールがきました。 「Sの事、本気で好きになった。 仕事と子供とSがいたら何もいらない。 過去最大に好きになった女だ」 私もバカじゃありません。 急激に人を好きになることはあっても、 1回出会っただけで過去最大に好きになられるわけがありません。 口がうまいのも、騙されそうなのも、 ハマりそうなのも全部わかっていました。 わかっていたのに、私の心は完全に彼に奪われていました。 付き合ってほしい、と言われましたが 何だかイヤな予感もしたため、それは断りました。 もちろん本当は付き合いたかったです。 それからは2週間に1度会うようになりました。 彼の仕事の都合もあり、会う時は私が全て出向いていました。 彼は1人暮らしをしていましたが 何故か家には連れていってもらえず 会う時はいつもホテルでした。 金額は私もちです。 食事代も。 1人暮らしなのに家には行けず ある曜日になると夜のメールがなくなる彼。 週末はほぼ連絡がつかなくなる彼。 既婚者か、もしくは同棲中の女がいるか、 どちらかだと思いました。 2週間に1度のホテル代 彼に会いに行く交通費。食事代。 かなりの金額でしたが、 彼に会えるのが嬉しくて 日々の自分の食費や交際費を抑え、 なんとかやりくりしていました。 そんな日々が続いて5か月。 思いきって私は彼に聞きました。 「家にいれてくれないのは何かあるからでしょ?」 彼はこう言いました。 「疑ってんの?全然かまへんで。ほな次回は家においでや」 X'masも近かったため、 彼の家でX'masイブを過ごす事になりました。 25日は私が仕事だった事もありましたが、 彼から24日を指定してきたのです。 私は言いました。 「24日は私と過ごして25日は本命と過ごすんじゃないの?」 彼は言いました。 「Sしかおらんよ。25日は1人寂しく家におるから」 と。 24日当日、彼の家にいきました。 欲しがっていた時計を用意し、彼に渡しました。 すごく喜んでいましたが、私には何もありませんでした。 お金がないのはわかっていたので プレゼントは期待していませんでしたが、 彼の家に入れた事で私は満足していました。 その日は彼とシャンパンなどを飲み セ・・ッ・・ク・スし、眠りにつきました。 朝明るくなって気づきました。 部屋の棚に「ツケマツゲ」があったことを。 彼に問うと、昔の元カノの残骸だ、と言いました。 洗面所に並ぶ2本の歯ブラシを問うと、 風呂場用と洗面所用とで使い分けている、と言いました。 メイク落としを問うと、革靴を磨くためだと言いました。 メイク落としは靴の汚れを落とすのだそうです。 透明の引き出しから見えたT・バ・ッ・クの下着。 ア・ダ・ル・ト・グッズが入っている UFOキャッチャーでゲットしたそうです。 冷凍庫にキレイに冷凍されているお米や魚。 節約のために自分で冷凍しているとの事。 女ものの化粧水は、自分用だそうです。 問いかけには全てスラスラスラッと全て答えてくれました。 寝る時に貸してくれたTシャツ。 148センチの小柄な私にピッタリでした。 今は体重75やけど、昔はすごく細くてそのTシャツも着れたそうです。 心から コイツはバカなのか? と思いました。 朝、私は2時間かけて地元に戻り仕事にいきました。 途中彼とメールしていましたが、 家でゴロゴロしている、と言いました。 夜8時以降はメールがピタリとなくなりました。 次の日、何していたか聞くと 1人ぼっちで寂しくて、 お酒飲んでたら寝落ちして朝まで目が覚めなかったそうです。 もちろん信じてはいませんでした。 年末、お正月。 1日も会ってはくれませんでした。 愛してるよ、のメールは欠かさずきていましたが。 そして2月。朝。 決定的なものを彼の自宅でみつけてしまいました。 キッチンの端の端の壁に飾られていたカレンダー。 なぜ今まで気付かなかったのでしょう。 小さなカレンダーには、2か月前の予定が書かれていました。 私と彼が過ごしていた12月のものです。 丸く、可愛らしい文字で 12月25日の予定が書かれていました。 「A(女の名前)誕生日♪外でご飯♪」 やっぱり、という気持ちと どこまでも嘘をついていた彼への怒り。 寝ていた彼を起こし、私は言いました。 「可愛らしいカレンダーやね」 彼は一瞬沈黙しましたが、すぐにこう言いました。 「とりあえずお風呂に入ってきてもええ?」 出勤前だったこともあり、時間もなかったので私は頷きました。 待っている間思いました。 今風呂場で言い訳考えてるんやろな、と。 風呂から戻った彼は 今までに見たことのない真剣な顔で言いました。 「実は2年ほど前から、付き合っているとゆうか 一緒におる子とゆうか、そんな感じの子がおる。。」 この期に及んで 「付き合っている」と言い切らない彼に、 少し笑ってしまいそうになりました。 「どうして今まで言わなかったの? アタシ、何度も聞いたよね? 彼女とかいるなら言うてね、て」 彼は言いました。 「言うとSが離れていきそうで怖かった。。 Sと離れたくなかった。最初は遊びやった。 けど気がついたらほんまに好きになってしもてた。 彼女を切るから、側におってほしい。。」 数日悩みました。 彼女は悪くない。続きをみる
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